2010年6月13日日曜日

病院が舞台のドラマを観て


最近、日本のテレビをよく観ている私です。

何気なく観た「チームバチスタの栄光」というドラマ、病院が舞台です。
その病院、私が去年入院した横浜市大病院でした。入院だけでなく、3つの科にしばらく通ったので懐かしい。そう言えば、私が入院していたときも撮影やってるとか、看護婦さんが話しているのを耳にしました。確かにきれいな病院です。それに電車の改札口から病院が直結していて、とっても便利。

ドラマでは医療事故か?殺人か?というような内容で、よく病院が撮影引き受けたな・・・と感心?!

というのも横浜市大病院では10年位前に手術で患者さんの取り違えをしたことがあって、大騒ぎになったそうです。(2人の患者さんを間違えて、それぞれ健康な臓器の手術をしてしまったのです)私はその事故のことを知りませんでしたが、入院中に義理の母から聞きました。

確かに随分、丁寧な確認をするなあっと思っていたので合点がいきました。診療のときも手術のときも必ず患者に自分の名前を言わせ、診療カードと照合します。また、手術のときはスタッフ全員で診療カードと確認しながら患者の名前を復唱していました。赤ちゃんみたいに足に名前付けていたし。そういう小さな努力が忙しい病院で医療ミスを防ぐんですね。

話は変わりますが、私は手術後、ベットで体を起こしてはいけなかった一日の間に元からあった腰椎症が悪化し、夜一睡も出来ないほど腰が痛くなりました。手術の関係でベットの傾斜を変えることもNGだったので、どうにもこうにも仕方ありませんでした(夜中中ブツブツ文句を言っていたので一人部屋で良かったです)。
寝たきりの方の床ずれの痛みってこういうものなんだな・・・と実感しました。

そこで、外科の担当医に腰が痛いので整形外科もかかりたいと話しました。すると、「この病院は高度医療を提供する病院で腰痛は街の整形外科に行って。それにここの整形外科は混むし。」と言われました。確かに大学病院は待ちの時間が長くてイライラするので、街の医者に通いました。(ここの大学病院は、基本的に紹介状がないと受診できない科がほとんどなんです。)

それとは別に外科のCTで子宮に影があり、子宮頸がんの疑いありとのことで大学病院内の婦人科にリファラルされました。しばらく婦人科検診もしていなかったので、子宮と一緒に胸の検査もお願いしたところ、「この病院は高度医療を提供する病院で、健康診断は街の医者に行って下さい。」と他でも聞いたセリフ。せっかく婦人科にかかったのだから、ついでに診ていただきたかったのですが、仕方なく街の婦人科へ行きました。

大学病院で子宮のMRI検査をした際、腰のヘルニアの疑い有りとの診断。大学病院内の整形外科にリファラルされることに・・・・。

でも、腰は街の医者に行けと言われてもう通っていたので、他の医者にかかっていますと説明しましたが、ここの整形外科にも行ってくださいとのことで、整形外科も受診。MRIなどの検査を受けました。だったら最初から大学病院の整形外科を紹介してくれれば良かったのにぃ~と思った私でした。

と、これだけでも病院三昧の様子がわかりますよね。かなり通いました。
この文章もかなり長すぎる・・・。お付き合いありがとうございました。

4 件のコメント:

  1. 「チームバチスタの栄光」は私もDVD借りて見ました。
    あの病院ってmiyuさんが入院されていた病院だったのね。

    日本では、いろいろと大変だったね。
    でも、日本で治療を受けられて、良かったよね。
    その後、お身体はどうですか?腰は良くなった?
    こっちで病院にかかるのも一苦労だよね。

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  2. meteorさん

    「チームバチスタの栄光」meteorさんも観たのね。私は再放送を観ているので、まだラストは知らないんです。(もう終わりかと思ったら、まだあるんだぁという所まで来てます)。

    定期的に診察を受けるように検査結果等をCDに入れてもらって日本から持参していますが、実はまだ病院へ行ってません。

    日本と違って医者にかかるのは大変なお金がかかるので(入っている保険の種類にもよりますが)、保険の内容等を含めて検討中です。

    先日、歯の神経治療にも20万円位かかってしまったし、自主的に病気用に積み立てでもしておかないと払いきれない。

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  3. お久しぶりです。日本は、今日は梅雨の合間の晴れ間で30度超えの蒸し暑さ。
    チーム・バチスタ、最初の本を読んだり、今回のドラマも時々見ています。
    ところで、そんなに入院していたなんて知らなかった!
    アメリカは保険医療制度が相変わらずなんですね。
    自分の身はしっかり自分で守らないと。
    私は検診は婦人科も含め、しっかりやるようにしています。
    お金より何より、やはり病気は怖いものね。
    ではまた。

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  4. sanaeさん

    お久しぶりです。元気?

    日本へ行ったのは5-6年ぶりのことだったので、是非友達とも会いたかったんですが、家族の病気のため帰国したので最初は忙しく、その後は自分が具合悪くなってしまって。

    気力がなくて誰とも連絡も取らず、姉でさえ、父のお見舞いと私の病院へ来てくれたので会ったぐらいで。
    でもアメリカに帰る直前になって姉とは食事に行ったり出来ました。

    オバマ大統領が医療保険制度改革に力を入れているので、今後は良くなっていくのを期待していますが、今のところは、まだね。

    アメリカではサプリメントが日本より進んでいるのが理解できます。医者にはなるべくかからないようにするためじゃないでしょうか。

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